祇園文学スナック gion_randa 懶惰 コミュニティ

・gion_randa 懶惰とは
　gion_randa 懶惰は、2020年3月6日に京都祇園にオープンした文学スナックです。ずっと本とお酒の活動をしてきた「お酒と本　いんえいらいさん」がその前身で、週1のマガリ営業を2年以上続けてきました。そして昨年末にやっと自分の理想の場所を見つけて、開業に到りました。
　入り口や壁に本がたくさん並べられたカウンターだけの小さなお店です。アンティークや古道具などもいろいろ置いています。谷崎潤一郎や三島由紀夫、村上春樹からつげ義春、文学作品を中心にサブカルまで雑多にあります。
　今までわたくしが続けてきた「お酒と本」という活動に興味を持ってくれてオープンを楽しみにしてくださっていた方や、オープンに際してSNS等で興味を持ってくれた祇園は初めてという方、そして、店主のわたくしは20代前半から祇園のラウンジを経営していたこともあり、その祇園時代のお客様など、色々な背景をもつ方々が、この祇園のひっそりした小部屋で混ざり合っています。
　同世代・同じ属性の人だけではなく、大学生から文学女子、渋いインテリ紳士まで、普段なら出会わないかもしれない人たちが、gion_randa 懶惰の発信する雑多なアンテナのそれぞれ違う部分に反応し、狭い店内で一緒にお酒を飲んで自然と懶惰独特のコミュニティが少しずつでき始めているのを、オープンから1か月、短い間にも感じることができました。
・このコミュニティを立ち上げるきっかけ
　ですが3月の中ほどから既に拡大を初めていた新型コロナ感染症に対する懸念から、早い段階で休業することを決めました。そしてこれは、あと1か月だけ、などの明確な期間を切れるものではないことは当初から感じていたので、1か月経とうとする今も全く先は見えません。
　そんな中でせっかく醸成されつつあったこのコミュニティをどうにか継続させたいという思いでこの「gion_randa 懶惰 コミュニティ」を立ち上げることにしました。
　そしてもちろん、休業の間の固定費（家賃や管理費、機器使用料諸々）をどうにか捻出して、再開の日をなんとかして迎えたい、ただその一心です。
　数か月で収まるかどうかも分からない状況なので、私がクラウドファンディングではなくこの「キャンプファイヤーコミュニティ」を選んだのは、通常営業再開までの間、お店に来ていただいていた代わりにオンラインで営業し、それを楽しんでもらいつつ、このコミュニティを通じてリアル店舗の代替というだけではない、プラスアルファの新たな交流が生まれることを期待したからです。
　サブスクのような毎月継続での参加となります。リアル店舗が再開したときにはこちらは閉鎖、もしくは希望があればライト会員500円での継続に変更しようと思っております。（いつでもコミュニティ退会可能です。再開時にもお店に来られない遠方の方のみ継続等、配慮していくつもりです）
・どんな人におすすめか
●いままでgion_randa 懶惰に来てくれていた方
●お店には行ったことがないが前から気になっていて、でも遠方の方やお酒が飲めないなど店舗に行くハードルを感じておられた方
●お店はこのコミュニティで初めて知ったが、本が好きで同じ趣味の人と色々お話したい方
●gion_randa 懶惰を応援したいと思ってくださる方
●祇園のスナックで1日ママ・マスターをやってみたい方（通常営業開始後）
●本が好き、お酒が好き、映画が好き、文化が好き、京都が好き、おしゃべりが好き、人が好き、いずれかに当てはまる方
・挑戦してみたいことなど
　リアル店舗 gion_randa 懶惰 に来てくれていた方にも、週末金曜土曜の夜に開催するオンラインスナックにお好きな時に参加してもらい、引きこもり生活の気分転換にしてもらいたいです。
　また今まで出会うことのなかった本好きの方や遠方の方にも参加してもらい、新たな交流が生まれることを期待しています。
　時間帯によって「本好きの部屋」「恋愛相談」など、テーマを決めてオンラインスナックを開催したりもしたいと思っています。
　オンライン読書会も企画予定です。