牡鹿に学びの場をつくるプロジェクト

500円/月
参加人数3名
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牡鹿に学びの場をつくるプロジェクト
東日本大震災で人口減少が加速した宮城県石巻市の東部に位置する牡鹿半島。地域の未来を担う子どもたちを地域の力、そこに関わる人の力で育てていく環境を整備し、維持していく仕組みづくりを目指すプロジェクトです。
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目次

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サロン紹介

「地域の力で地域の子どもを育てる」持続可能な地域づくりを目指して。

 2011年3月11日の東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県石巻市の東部に位置する牡鹿半島。他地域と同じく少子高齢化が進む牡鹿半島は震災でそのスピードが一気に加速した。 平成22年には牡鹿半島で旧牡鹿町に牡鹿中学校、鮎川小学校、大原小学校、谷川小学校(震災後閉校)、寄磯小学校、旧石巻市の荻浜中学校、荻浜小学校(震災後閉校)、東浜小学校の中学校2校、小学校6校で約320名の生徒がいました。 震災から7年が過ぎた現在は中学校2校、小学校4校で100名を割っています。ここまで急激な減少をした理由はいくつかありますが、現実として今現在この地域に住んでいる子どもたちが100名弱で、今後ますます減少していくということです。

 ーこのプロジェクトで実現したいことはー

 震災で大打撃を受け、さらに過疎化、少子化の問題に直面するこの地域で・子どもたちが自由に学習したり交流できる場所をつくる。・学習指導(学習塾)を受けたい子供が無料で参加できる場所をつくる。・地域産業(漁業、観光など)を活用したプログラムを作り、復興に寄与する。
 プロジェクトの仕組みは以下のイメージ図にあるように、産業を応援・活用することで、子どもたちの学習環境の整備を第一に進め、その先には地域を支える人材育成、地域活性化を目指し、これらを循環させていく仕組みを作りたいのです。 このサイクルが確立できれば、今後さらに子どもたちの人数が減っても最後の一人まで同じ環境が提供できます。 地域の未来を考えた時、地域産業の復興、地域コミュニティーの再生をどうするかという議論が必ず出てきます。それがどのような形でどのように進められるかは分かりませんが、その時に中心となっていく人材が今、目の前にいる子どもたちであることは間違いありません。5年後10年後の未来のために今からこの持続可能な仕組みを作り上げる必要があるのです。
ープロジェクトを始めた背景ー 震災後牡鹿半島ではほとんどの家や建物が流され、避難所から仮設住宅に住民が移ったころに受験生の親から連絡があり話を聞きに行きました。自分たちの置かれている環境がどうであれ受験はやってきます。そこで仮設住宅の集会所で勉強を見てほしいという依頼でした。 しかし、仮設住宅の集会所で月謝をもらって仕事をすることはモラルに反すると考え、費用をいただかない代わりに集会所を借りて、勉強したい中学生は誰でも無料で参加できるようにしました。その代り私の都合に合わせてもらうことが条件でした。10名前後の子どもたちが集まり、それぞれの目標に向けて勉強し全員志望校合格を果たしました。 2年が過ぎた時、ボランティアの学習支援を続けていくことの負担の多きさに限界を感じていました。しかし、この活動はこの地域にこそ必要だと感じ続けていくためにどうするかということを牡鹿の学びを考える会のメンバーと話し合いながら、持続可能な仕組みを考えました。 半島部は入り組んだ地形と道路で石巻の市街地に行くには車で1時間以上もかかるところもあります。公共交通機関はバスだけですのです。当然、塾や習い事は市街地までの送迎が必要になります。それができる家庭はまだいいのですが、仕事の関係で送迎が難しい家庭や時期があります。だからこそ牡鹿半島で学習できる場所をつくる必要がありました。 その土台になったのが「地域の力(産業)で地域の子どもを育てる」というコンセプトです。地域の産業を広く発信し応援することで、地域の子どもたちの学習の場をつくり、指導する人材の確保をして運営していく。それもこれから減少していく子どもたちの人数に関わらず最後まで同じ環境を維持すること。それを目指す仕組み作りがこのプロジェクトです。
 ーファンクラブを立ち上げた理由ー
 このプロジェクトは一言でいうと地域産物の販売収益で学び場を維持するという仕組みです。そこで牡鹿半島の養殖を代表するワカメを販売を開始しました。
 ご購入いただいた方からは、大変好評な意見をいただきました。これからますます牡鹿ブランドを広めていきたいと思います。 しかし、ワカメの販売も学び場の運営にも課題はたくさんあります。ワカメの販売に関してはより多くの人にこのプロジェクトを知っていただく必要があります。また、学び場の運営に対してもいろいろなご意見や感想をいただきより良いものにしていきたいと思っています。これらの問題を解決するためにファンクラブの立ち上げを考えました。 ファンクラブのパトロンになっていただくことで、学び場の活動内容に感想や意見をいただいたり、プロジェクトをさらに多くの人に知っていただくお手伝いをいただきたいと考えています。 みなさま、プロジェクトの成功のためにファンクラブへのご協力よろしくお願いします。

ーこのプロジェクトはこんな方におすすめ!-

・牡鹿地域に関心があり特に子どもたちを応援していただける方。・少子高齢化の進む地域での子どもたちの学習環境に関心のある方。・牡鹿地域の産業、商品に興味のある方。・過疎の進む地域でのコミュニティづくりや、まちおこしに関心のある方。・このプロジェクトの意義に共感していただける方。
 ー私たち拠点や周辺の様子ー この地域の産業は養殖等の漁業、奥州三霊場の一つ金華山を中心とする観光業です。これらの地場産業も震災により大打撃を受けました。復旧に関してはかなり進みましたが防潮堤や高盛道路など以前とは異なる景観になりつつあります。
(牡鹿学び場の活動のメイン会場の大原浜生活センター。震災時にはこのセンターの屋根まで津波が入りました。)
(防潮堤の上から生活センターを撮影。手前は高盛道路、センターの上は大原小学校)
(昨年、大原生活センターから撮影。草の生えているところは元は住宅が建っていました。防潮堤の建設が始まってました。)
(今年度、生活センターからの撮影。防潮堤はほぼ完成。これから高盛道路が本格化します。防潮堤の上の部分にわずかに海が見えます。)

ーイベントなどの様子ー

 (東北大学の留学生との交流イベント。日本の運動会の定番の綱引き、玉入れなどを子どもたちの指導で行いました。)
 (学び場では勉強だけではなく、子どもたちからの要望で書初めやボール遊びも実施。)
ーこのプロジェクトで挑戦してみたいことー
 私たちのプロジェクトは少子化対策ではありません。少子化への対策です。子どもたちが少なくなっていく現実に対応した学習支援を展開することが第一目標です。それを実現するためには地域産業が元気になること、地域や学校のバックアップをいただくこと、そしてこれをご覧になっている皆さんのお力が必要です。 この学び場プロジェクトの仕組みが、子どもたちの学習環境の整備、地域産業の振興、地域の担い手の育成、教育の地域間格差、経済格差の問題、地域おこしの一助にしたいということが私たちの挑戦です。
ーリターンについてー
 500円/月
 毎月、活動風景やお知らせなどを入れたレポートメールを配信。 不定期に季節モノや数量限定の牡鹿に関係する商品のお知らせメールを配信。ー自己紹介ー
 牡鹿の学びを考える会の代表を務めている伊東孝浩です。平成元年から石巻在住なので私の平成時代はすべて石巻ということになります。(笑)牡鹿の学び場に関わっているからというわけではないのですが、石巻市教育委員会の学校支援地域コーディネーターに委嘱され、牡鹿中学校区を担当しています。 牡鹿地域の子どもたちを取り巻く環境は年々変化していきます。小学校も統合に向けて動き出しています。今の現状をしっかりと見極め、10年後を見据えた活動をしていきたいと思います。
 プロジェクトに対してのご協力よろしくお願いします。
牡鹿に学びの場をつくるプロジェクト
ホームページ https://oshikamanabiba.com/
ブログ    https://oshikamanabiba.com/blog/
FACEBOOK   https://www.facebook.com/oshikamanabi/
伊東孝浩のFACEBOOK https://www.facebook.com/takahiro.ito.37 メッセージをつけていただければ断ることはありません。(笑)

料金・プラン

毎月、活動風景やお知らせなどを入れたレポートメールを配信。
不定期に季節モノや数量限定の牡鹿に関係する商品のお知らせメールを配信。
500円/月
3名

プロフィール

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伊東孝浩(いとうたかひろ)
牡鹿の学びを考える会代表人

宮城県石巻市在住
妻、二男、二女の6人家族

平成元年に石巻専修大学経営学部に第一期生として入学。
初めて石巻の地を踏んでから29年目を迎える。
学習塾を経営しながら大学同窓会、サッカースポーツ少年団に関わる。

東日本大震災時は石巻市湊地区に在住。湊第二小学校で被災。
みなし仮設を経て昨年復興公営住宅へ入居。

震災後に牡鹿半島の現状を見て地域の子どもたちの学習支援を始める。ボランティアとして関わる限界を感じ、少子高齢化、人口減少の著しいこの地域でも持続可能な学びの場をつくるために、有志により「牡鹿の学びを考える会」を発足。
地域の復興を考え突き詰めていくと最後には教育を含めた人材育成に行きつく。
この人材育成と地域再生を一連のものとして捉え、考えた仕組みが「地域の力(産業)で地域の子どもを育てる」・牡鹿に学びの場をつくるプロジェクトです。


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