生死をさまよう大怪我から復活。BMXレーサー菊池 雄、東京オリンピックへの道

▼はじめにご挨拶こんにちは、菊池 雄です。BMXレースで2020年東京オリンピック出場を“夢”に、日々、心・技・体のトレーニングに励んでおります。皆様のご支援を心よりお待ちしております。
▼日本代表でオリンピックに出たい14歳で全日本最上級カテゴリーのエリートクラスに昇格し、今年でBMXレース歴22年・プロ歴12年目となります。
小学校の卒業アルバムには、「夢はBMXレース世界一」と書きました。毎日学校から家に帰るとランドセルをほおり投げ、BMXにまたがり、ペダルを踏んで近所の練習場へ向かい、ジャンプ練習をする日々を送ってきました。2008年北京オリンピックでBMXレースがオリンピック正式種目になった瞬間から、僕の夢は「日本代表でオリンピックに出たい」に変わっていきました。
BMX競技は開催2年前からオリンピック予選となるワールドカップシリーズが世界各地で行われます。各国ごとのランキングに基づき、世界で32名しか出場できない狭き門。それを突破して、真のBMXレース頂点を決める大会がオリンピックです。
2011年に初めてワールドカップシリーズに参加し、世界との差を感じました。より一層速くなるため、オリンピック標準に追いつくことを意識して練習に励み、“自分自身”に挑戦してきました。
▼首を骨折し、命の尊さを感じたところが・・・。選手生命にブレーキがかかってしまったのは2012年４月15日、Jシリーズ第２戦予選でした。自ら転倒し首第６頚椎を骨折、生死をさまよう大怪我をしていまいました。
医師には、「もう自転車レースには出てはいけない身体です」。と告げらましたが、自分のBMX人生です。ここで終わらせたくない・・・。自らの左腰骨から首第５頚椎から第７頚椎まで骨折部の第６頚椎を挟む形で骨を移植し、リハビリの末に競技に復帰しました。現在も首の前喉仏と食道の奥には金属プレートが挿入させていて、これは一生付き合っていきます。もしも、同じような転倒をして首を打ってしまうと良くて下半身不随です。
首を骨折し、僕は命の尊さを感じました。これまで経験したことのない大怪我は奇しくも、“強く想えば通ずる”ことの実体感となりました。「日本代表でオリンピックにでたい」――その想いが天に届いたんだと思います。
オリンピックに出ることは自分のえごに過ぎないかもしれません。僕はオリンピックに出るだけでなく、世界スポーツの祭典オリンピックで、「弱い者も、想いがあれば、成し遂げられる」ことを証明したい。ただ走るだけでなく、自分の走りで、見てくださった方に勇気を与えたい、希望を与えたい、それが自分が生かされた上での使命だと思います。
この体と命を無駄にしてはいけないと思います。体をしっかり鍛え、心も整えた状態で、４年後、日本で開催される東京五輪で“自分の全力”をみなさんに魅せたいと思います。
▼資金の使い道東京五輪までの４年間、世界大会へ挑むための資金集めは、今のアルバイトをしながらの生活リズムだと追いつかないと感じてしまう現状です。アルバイト代で何とか旅費は捻出できますが、現地でのレンタカー代、ガソリン代、国内線移動費、生活費、を用意できていない状況です。
東京五輪が最後のチャンスだと覚悟して挑みます。今からしっかりとした準備が必要です。BMXの本場・アメリカでレース経験を積むこと、世界のプロと競い合うことを優先してレベルアップを計画しております。
CAMPFIREファンクラブを通じて、夢への道のりを見守っていただきたいです。ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
▼リターンについて・500円活動報告メール（月１回ペース）
・1000円活動報告メール（月１回ペース）御礼の直筆メッセージ付ハガキ（オフシーズンに発送）
・3000円活動報告メール（月１回ペース）御礼の直筆メッセージ付ハガキ（オフシーズンに発送）世界で見つけたちょっとしたお土産に直筆メッセージを添えて発送します(年１回）
・10000円活動報告メール（月１回）御礼の直筆メッセージ付ハガキ（オフシーズンに発送）世界で見つけたちょっとしたお土産に直筆メッセージを添えて発送します直接お会いして御礼をさせていただきます（※遠方の場合はSkype等で対応）直筆サイン入りグッズをプレゼントさせていただきます
※途中解約した場合、3000円・10000円コースの一部リターンが実施されない場合がございます。
▼プロフィール菊池 雄（きくち・ゆう）1990年6月7日生まれ　26歳身長161cm　体重67kg
UCI(国際自転車競技連合)ELITE プロクラスJBMXF(全日本BMX競技連盟)ELITEプロクラスJOSF(日本オフロードショートトラック連盟)ELITEプロクラスJBMXF(全日本BMX競技連盟)公認インストラクター
菊池雄オフィシャルWEB
写真協力:MOTOYOSHI YAMANAKA