薬学館のファンクラブ

従来、薬学部は非常に募集定員が少ない難関学部でした。旧制薬学専門学校を前身とした薬科大学（伝統校）は、戦前からナンバースクール（戦後の公立トップ高校）の中で優秀な人の中から一人しか受からない難関大学でした。このため、狙う人も非常に少なく、そのような特殊な大学が存在することすら知らない人がほとんどでした。
私がこの薬科大学に進学したため、「子供に勉強を教えて欲しい」というご要望がありました。薬剤師（できれば薬科大学）を希望するご家庭では、小さい頃から一生懸命勉強させていましたから。
▼薬学館について
医薬分業の進展により、薬剤師という職業を人が知り始めましたが、地方からではなかなか合格が望めないのが現状でした。
このため、特に薬学部を希望する方のために、、少人数制の学習塾（完全個別指導あり）として立ち上げました。薬学部専門塾ということで、100%の合格率を誇っていました。
ところが、どうにかこうにか大学入試を突破しても、「ゆとり教育」のため、勉強がついていけない薬学生が多くなっていました。
2002年あたりから急に薬学部が全国に乱立し始め、薬学は難解で勉強量も多いことすら知らない人でも、合格できるようになりました。このため、留年生や国家試験不合格者が爆発的に増えました。
当時は、まだ薬学生のための大手予備校といえば、東京・大阪・福岡にしかありませんでした。このため、薬学生の勉強を教えてほしいというご要望が多くなりました。
こうして徐々に大学入試から薬学生及び国家試験の方にウエイトがかかってきました。
★「パソコンの中が教室です」のキャッチフレーズで、 1900年代からwebを駆使した遠隔地指導も行っております。
薬学生は実習も多く、帰宅する時間がまちまちです。特に地方の新増設薬学部に、困っている学生が多く、喜ばれていました。
★web教材作成も当時から行っています。
当時はまだまだ映像技術が進んでおらず、収録しても形式変換を4回もしなければなりませんでした。しかも、すべて手動で、待ち時間が一時間以上かかることもよくありました。時間とコストが膨大にかかる作業でした。
(IUPACのサンプル)
フラッシュカード方式の暗記カードも作成しましたが、ウェブ上での閲覧ソフトであるflashがサポート終了となり、お蔵入りしているコンテンツもあります。
コロナの影響で、やっとオンラインでの指導というのが日の目を見始めました。
ウェブコンテンツ用の制作ソフトも品質が向上してまいりました。しかし、講義の生撮りとは違って、コンテンツとなるとそれなりに時間とコストがかかります。
大学入試が終わりではありません。大学入学が始まりです。六年間もありますからじっくり基礎を固めて、しっかり勉強してもらいたいと思っています。
(薬物動態のサンプル)
かなり薬剤師数が充足してまいりました。今までのように国家資格保持者と言うだけで、就職も引く手あまたではなくなりますから。
充実した基礎学力と正しい理解、そして思考力、つまり「自分で自分を鍛えることができる能力」を養っている人が生き残っていくと思われます。
▼このコミュニティについて
次の世代が、「自分で考え、自分を鍛えることができる人間」に成長してくれることを願っています。
女性が職業を持つ時代になりましたから、スキマ時間に情報が得られるツールとしてご利用ください。ご父兄方の御心配が払拭されることを願います。
収益は、薬学生用学習教材の製作費に充当します。努力できるようになりたい子供たちを応援してくださる、大人の方の参加をお待ちしております。
差し支えなければお名前（企業名）を協賛として、ホームページに掲載させていただきます。
▼こんな人におすすめ　（ご父兄もしくは協賛者のみの募集となります）
・子供の学校生活や学習の心配事がある方。（不登校や引きこもりなど）
・子供の進路における心配事がある方。（現在の学力と志望校との距離など）
・職業選択のポイントがわからない方。（どのようなルートがあるのかなど）
・薬学部入試の近況がわからない方。（子供に適した薬学部の選び方など）
・大学入試情報を得たい方。（特に医療系）
・親のNGワードを知りたい方。（子離れできない、親離れできないも含む）
・薬学生の親として心配なことがある方。（進級・卒業・就職など）
・薬剤師国家試験について興味がある方。
・薬剤師について興味がある方。
・業界人しかわからない医療業界を垣間見たい方。
・医療系の職業に興味がある方。
・最近の薬学生について知りたい薬剤師および医療関係者の方。
★収益は、薬学生用学習教材の製作費に充当します。努力できるようになりたい子供たちを応援してくださる方を募集します。