モヤモヤした人が駆け込むアナグラ 『まむしのすみか』

「まむしのすみか」は伊藤孝介 と 宍戸慈 の夫婦ユニット、番-TSUGAI-が主催するコミュニケーションルームです。
孝介：こんにちは。番-TSUGAI-の夫、伊藤孝介です。夫婦って、子育てって、家族って、いいことも大変なことも色々ありますよね。でも大概その本音をダイレクトに相手にぶつけると、相手を傷つけてしまったり自分が傷ついてしまったりするものです。かといって、モヤモヤを抱えていると気持ち悪いですよね。そのモヤモヤを溜め込んで我慢するのって自分のためにも家族のためにもならないなって思うのです。
慈：そう！溜め込むのが一番良くないと思う！番-TSUGAI-の妻、慈です。
孝介：仕事で困った時相談できる相手って、先輩や上司、同僚、友人などイメージできる人がたくさんいるのに、夫婦関係や家族、子どもといったプライベート要素が強くてセンシティブなことって、相談相手が弁護士だったりカウンセラーだったり、相談するハードルが急に高くなりません？そして相談すると、離婚やら精神科やら結構ガチで重たーい話になってしまう。そんなガチで重たくてややこしい話になる前に、相談したり本音を打ち明けられたりできるコミュニティがあったらいいんじゃないかと思ったのが「まむしのすみか」を作るきっかけです。
慈：「まむし」とは私の通称です。なぜ私が「まむし」なのか？知るひとぞ知る伝説については、そのうちお話ししますね。とりいそぎ、まむしが住んでいるところ。という意味です。
孝介： かくいう私たちも周囲からはおしどり夫婦のように思われていますが、実はガチンコファイトしまくりです。これまで何度も離婚危機がありました。ええ、つい最近、2018年末から2019年始にかけてもガチコーンしましたよ。その度に夫婦の間に入って対話を促してくれる友人夫婦や、娘が通う幼稚園の御年80歳になる園長の存在によって救われてきました。そういう存在が近くにあることは、本当に稀有でありがたいなと思っています。
慈：もし彼らがいてくれなかったら、今頃こうして「まむしのすみか」を開くこともできず、どうなっていたことか？考えただけでも身震いが…
孝介：僕自身、夫婦の問題や、家庭の問題とか人に話すのってなんだか恥ずかしいなって思っていました。でも話したら意外とスッキリしたり、気持ちが落ち着いたり、アイディアが浮かんだりするものだと知りました。
慈：男性も女性も精神的にも物理的にも「出す」って大事。むしろそれだけできれば十分なんじゃないかと思えるくらい。
孝介：SNSとはまた違った限定された空間だからこそシェアできること、話せることもあるんじゃないかと思っています。モヤモヤしたら溜め込まずにとりあえず大声で「王様の耳はロバの耳〜」と、まむしのアナグラの中で話してみませんか？
慈：聴きます。聴くことしかできないかもだけど。孝介は近年稀に見る聞上手です。そして私たちの座右の銘は「モヤモヤは希望の種」。
孝介：私たちも、公開しているSNSやHPでは言えないこれまでのディープな事件や夫婦の裏側を赤裸々に公開しちゃいます。なので、参加者の皆さんにはここでの内容は門外不出でお願いしますね。
慈：もし約束破ったら、まむしに噛まれちゃうかもね（笑）