あまたま農園のオーガニック『茶』を楽しむコミュニティー

当園は、熊本県と鹿児島県の県境に位置する標高５８０ｍの山の頂上にあります。
お茶の栽培・製造・販売までの全てを行っています。
当園で栽培しているお茶は全て無農薬・無肥料で栽培をして、緑茶・紅茶・ほうじ茶を基本として作っております。
また、基本のお茶以外に【マテリアルブレンドティー】と題した原料と原料だけのブレンドティーも作っております。こちらは、ブレンドする原料一つ一つまでに拘り選んだドライハーブやフルーツなどを、紅茶やほうじ茶にバランスよくブレンドしたお茶です。原料と原料だけのブレンドティーとして加工販売をしています。

あまたま農園の入り口です。
この上にお茶畑が広がっています！！
↓農園の全体です。敷地面積　14㌶　　お茶畑８㌶　すべて有機JAS認定。
　　　　熊本県有機JAS認定証
無農薬無肥料のお茶畑は、雑草との戦いです。草取り・草刈りが作業の中心になってしまいます。
夏になると、足長蜂が巣を作る為、手を刺されたりもします。8ヘクタール（サッカーコート約11面分 ）のお茶畑すべて手作業での草取りです。
一通り草を取り終えても次々に雑草は生えてくるので、また振り出しに戻る。。。。といった感じです。
次に肥料について
肥料は、あげていません。
無農薬無化学肥料栽培は、もともとやっていましたが、自然栽培（無肥料）はやったことがありませんでした。
2021年7月から、お茶畑を引き継いだのをきっかけに、自然栽培が実際どんなものか知りたくて、無肥料での栽培をはじめました。
正直言うと、お茶の味は何も変わらないだろうし、収穫量は減るだろうし、栄養をあげないってどういう事なの？？と、本当にできるのか？？半信半疑でした。
やるからには、真剣に！いろいろ考えながらベストを尽くそうと思い、いままでの経験やいろいろな方から聞いた話をもとに必死に考えました。いろいろな状態の畑も調べました。そして、気づいたことは地面に湿気が多い場所の方が、茶木がイキイキしてるという事。
そこで、雑草を根元から切るのを辞めました。大切なのは、肥料より水分というのがわかり、地面に保湿力を持たせるようにしました。すると
と、上の写真のように、お茶の芽が沢山でるようになりました。来年はもっと良いと思います。どんなことも手探りでやっていますが、うまくできた時は嬉しいです。
お茶摘み　製造について
草取りをしたら、すぐにお茶を摘んでいきます。日にちを置くとすぐに雑草が出てくるので、なかなか厄介です！！　（vs雑草！！）
みなさんが知っている茶木の畝と畝の間に土が見えて、グリーンと茶色のコントラストの茶畑。。。。。雑誌の写真とか見るような「ざ！茶畑」は、私達にとっては、夢のまた夢なのです。
雑草の生命力は凄くて、油断すると茶木より雑草の方が背が高くなってしまうのです。
機械も古いものを使っているので、メンテナンスにも手間がかかります。
メンテナンスする分、機械に愛着は沸きますけどね！！
摘んだお茶の葉は、専用の軽トラで運びます。
もちろん同じ敷地内なので、摘んだばかりのお茶の香りが
工場内に漂います！！
摘んだお茶は、広げて萎凋させます。
萎凋箱の送風機で萎凋させるより、ゆっくり水分が抜けていくため、
甘みがあって美味しく仕上がります。
揉みこんだ後の茶葉
発酵室で発酵させて紅茶になります。
発酵室には甘い香りが漂いホントいい香り！！
こうして美味しい紅茶が出来上がります！！
衛生面にも気を付けて、一つ一つを本当に丁寧にしています。
自分も安心して美味しく飲みたいし、自信を持って勧めたいので！！
このような工程でつくられていくのですが、
草取り・草刈り・お茶摘み⇨製造→仕上げ⇨袋詰め⇨販売・営業を
自分達だけで行っています。
現在４名でこの作業をこなしています。
このコロナ禍で、営業・販売は、時間だけ取られて売り上げが全くない日もあり、
心折れそうな時もあります。
そんな中でも、いろんな人との繋がりもできご縁をいただく事でなんとかやり続けてます。
人との繋がりで出会ったものは、大切に一つ一つを形にして。
天空に近いお茶畑で採れたお茶というだけではなく、数々の偶然が奇跡的に重なり、
つくる事ができた紅茶です。
そんな光景を思い浮かべながら飲んで頂けると嬉しく思います。
あまたま農園のお茶畑は、標高580mの山の頂上にあり、14ヘクタールの広さがあります。
お茶の楽しみ方にもいろいろあると思います。飲んで楽しむ、作って楽しむ、見て楽しむ、贈って楽しむ、感じて楽しむなど、楽しみ方はそれぞれです！！今までとは違う『茶』としての楽しみ方を発見してみてください！！
お茶摘みの時期は、4月末から始まります。
【春】
一番茶と言えば、新茶です！この時しか味わえない緑茶を楽しむのもひとつ、
また一番茶のみで作った和紅茶の若い味を楽しむのもひとつです。
【夏】
二番茶になると、夏の強い日差しを浴びた番茶などができます。和紅茶も味が変わりスッキリとした和紅茶ができ始めます。
【秋】
秋になると、緑茶は秋冬番茶というものがつくれます。
和紅茶は、オータムティーといって味わい深い和紅茶がとれます。
秋になると、あったかい和紅茶が美味しい季節になるので、洋菓子や和菓子に合わせて楽しめます！
【冬】
秋にとれた果物やブレンドの原料を使ってブレンドティーを作ってみるのも楽しいです！あまたま農園考案の、『マテリアルブレンドティー』は、原料と原料のみのブレンドティー。原料の種類もたくさん用意しています。
縁起ものとされている新茶は、誰よりも先に味わいたいものです！一般的なお店で待つより、出来立てを農家直送で待つ方がもっとワクワクします！
ぜひぜひ、初物を誰よりも先に！！^ ^
あまたま農園では、お茶作り体験やお茶作りボランティアなども受け入れをしています。
実際にお茶を作ってみると、楽しいです！通常のワークショップとは全然違います！
実際に大きな機械が動くのを体感すると、忘れられない経験になりますよ！
和紅茶作りも、洗濯板を使った、【鬼の洗濯紅茶体験】ですので、揉み込みのチカラや時間によって味に差が出てきます！お好きな味が出るまで挑戦してみてください！
14ヘクタールの広大な敷地を自由に走り回ってください！
全ての場所が、無農薬ですので、安心して遊べます。
道路はコンクリートですが、周辺の草むらにはちょっと注意です^^ 無農薬なので虫は生息しています。
思う存分自然を感じて、自然を理解して、自然を楽しんでもらうと嬉しいです！

毎月　黒い箱にて送らせて頂きます。
・焙煎和紅茶～Ten～天　焙煎を強くしており、香ばしい焙煎香のあとに、ふわっと甘みが漂う和紅茶。
・芳醇和紅茶～Kuu～空　ほのかな甘みと芳醇な香りが口の中に広がる和紅茶になっています。
・至高のアールグレイ　　空をベースに、近隣の摘果甘夏から採った天然香料をブレンドしました。
・無肥料緑茶～Ryo～緑　堆肥や鶏糞を使ってないので、お茶本来の味が楽しめます。
・焙煎ほうじ～Hoo～焙　
・贅沢な薔薇の花の紅茶
・贅沢なジャスミンの紅茶
・贅沢なオリーブの紅茶
・贅沢な苺の紅茶
・贅沢な檸檬の紅茶
・贅沢な生姜の紅茶
・贅沢な山椒とニッケの紅茶
・贅沢な山椒とニッケのほうじ茶
・贅沢な金木犀のほうじ茶
・贅沢なカモミールのほうじ茶
・贅沢な檸檬のほうじ茶
など
ホットでもアイスでも人気があります。茶葉を入れたままにしておいても、苦くなりにくく、えぐみもでません。
最低5分以上入れておいておくと、さらに甘みとうまみが感じられます。

高校卒業後、関東に12年住んでおり、熊本に帰ってきて、14年になります。
熊本に帰ってきたとき、間伐材などを利用して自分達だけで家を建てました。
材料の１つ１つも自分達で買いに行き、なるべくお金がかからないように
いただける材料はいただきながら、使えそうなものは工夫をしながら建てていきました。
何もかも自分達だけで作ったのが、なかなか珍しかったようで来客も多かったです。
くつろげるように、デッキなども作りました。
お茶の仕事をしながら、空いた時間に、こぎれいな田舎暮らしを自分達だけで造り続けていました。
やれることは、自分でやるという考えはそういうところからきているのかもしれません。
水道も湧き水にホースを差し込んで、生活していたので雨の日は、水が濁ったりしていました。

動物も好きで、犬、猫、ウサギ、ヤギ、豚、フクロウなども一緒に生活しています。
動物たちと生活すると、いろいろアクシデントもあり、予定どおりに進まない事ばかりです(;^_^A
大きなブーちゃんが脱走することもしばしば・・・
車にゴシゴシされると、車が揺れる揺れる・・・(´；ω；`)ｳｯ…
本当にいろいろな事が起こるので、いろんな事を自分で出来るようになれます。
それもこれも、動物さん達のおかげです。共存っていろんな形がありますね！！笑
山の中で生活するという事は、仕事も生活の一部でしかないという事ですかね！
脱線しましたが、このような生活をしています。
もちろん、お茶はお茶でちゃんと作ってますのでご安心を！！

・あまたま農園　代表　天野　礼
・あまたま農園 Facebookよろしくお願い致します！
・今までやってきたこと
・セルフビルド(基礎から全て)
・WWOOFホスト（延べ400人以上の外国人の受け入れ）
・ログカフェ経営　
・動物保護活動　（保健所、保護施設にて　犬　猫の里親に）
・芳香蒸留水製造
・TINY FOREST経営など
オーガニックティーファーム　あまたま農園　代表　天野礼
〒867-0174　熊本県水俣市石坂川370-120