VOICE RUN（ボイスラン）｜声を出して気を晴らす。演劇風ランゲージ入門。

「VOICE RUN（ボイスラン）」は、普段の日常からほんの少しの時間、気持ちや思考を切り替えて「とにかく声を出す」「とにかく表情や感情を意識して話す」と、主にこの２つに集中していただくためのコミュニティです。
人間はお喋りをする生き物ーそのお喋りの相手は、家族や、友人や、職場の人たち、だけでなく本来はいろんな人に声をかけたりしています。お店の店員さんや、外出先などで会った赤ちゃんや小さな子供に「まあ、可愛い！いくつ？」など優しく声をかける人もいれば、動物が好きな人なら犬や猫にも話しかけたり、また、ぬいぐるみに声をかける人もいるでしょうし、ご先祖様の遺影に向かって声をかける人も、テレビに向かってもそうですし、寝言もあれば無意識に独り言もあったりします。そして、その相手や状況によって声のかけ方や、声の音程やリズムも変わったりします。そうして、人間は自分を主体として、自分を取り巻く相手との対話の距離もおのずと調整しながら様々な言語（敬語や”タメ口”や甘え口調など色々）を使って語りかけながら心のバランスも保っていると考えています。職場の会話だけでも、家族や友人との会話だけでも、オンラインゲームの中での会話だけでも、なにか物足りなさを感じてしまう人がいるとすれば、その「言葉を発する機会」が不足しているという懸念を持って『VOICE-RUN（ボイスラン）』を開設しました。
○『VOICE-RUN（ボイスラン）』というネーミングは「DOG RUN（ドッグラン）」がモチーフであります。普段はひき綱をつけて散歩するドッグですが、ドングランでは引き綱をはずされ自由に存分に駆け回る。参加者が日常の縛りからしばし離れて自分の声を使ってお芝居的な対話を存分に楽しんでもらう場所という意味を込めています。○
喋る中から生まれる「無駄話」というものも気持ちを落ち着かす一つの作用だとも思っています。在宅などでのリモートワークやリモート学習も普通に行われるようになり、社会はよりスマート化へという流れが出て来たりもしています。時代は変化しつつありますが、人間はどうでしょうか？コミュニケーション不足による孤独問題、SNSで同じ考えの人たちだけが結びつく分断化、気安く接することへのハードルも上がったソーシャルディスタンスなど。そこから生まれる不安や自暴自棄。人生は100年時代といわれるようになりました。ソロ活、複業といった「ひとり力」も、その先の他者とのコラボレーションやグループワークも見据えて大事になってきました。また特定の組織（会社や学校など）に所属している人も、さまざまな人間関係において、時としてネガティブになった時の対処法も芝居的な対話を行っていく中でなにかを感じてほしいし、共に見つけていける場所でありたいと考えています。
そこで、このコミュニティでは、声を使って無駄なことを多くしていきます。そして、声を使った無駄なことの中から、実は無駄でなかったと思える大切な気づきをご自身の中でも見つけてもらえるような時間を作っていきたいと考えています。無駄に語り合あったり、簡単なトークゲームや感情を乗せたセリフを言い合ったり、最初はルールやセリフに従ったことを口にして進めすが、徐々に言葉を発する「振り幅」を広げていただき、自分らしい感情や表情の出し方、そのバリエーションも習得し、ビジネスやプライベートなど日常でのあらゆるシーンで、あなたがもっとあなたらしく、有意義な気持ちで過ごしていけるための、自分で自分も演出できるセルフプロデュースのひとつを感じとっていただきたいと願いを込めて時間を作っていきます。
『あなたの人生は、ずっとあなたが主役』
社会が求める事は変わっても、人間が求める事は変わらない。若年層は心に大志を。壮年層は心に健康を。そのためのコミュニティになる意欲で動かしていきます。