山林の活用を考える会

はじめまして！「山王」こと永野彰一と申します。私は、全国に数百の山を保有しております。
最初は自ら山を買い集めていたわけではありません。本業として、戸建の賃貸業を行っており、毎月数軒～数十軒の空き家を購入していました。そうしますと、戸建の持ち主から「実は山林も持っているのですが、一緒に引き取ってもらえませんか？」という相談が多く持ち掛けられるようになりました。
私としては、空き家を引き取ることを「人助け」として考えてきたため、そのような山林の引き取りも人助けになるだろうと考え、次々とバルクとして引き取っていきました。そうしていくうちに、山林を引き取っていることを知った不動産屋さんや、友人たちが、次々と山林の引き取り案件を持ってきてくれるようになり、いよいよ本格的な「仕入れ」になっていくだろうと覚悟し、山林について勉強をしはじめました。
私が引き取った山林自体は、しっかりと調査し、場所をある程度特定することによって、スムーズに欲しい方を見つけることができるため、かなり価値のあるものが多いのかと思います。
しかし、不動産投資家にこの話をすると、多くの方が「出口戦略はあるんですか？」という問いかけをしてくるのです。ベースが人助けにある私としては、最初はあまり理解できなかったのですが、確かに投資価値として見て、大規模に取引をする以上は、そのような考え方が大切なんだなと思いました。
日本全土のうち、個人・法人などが保有する「民有林」は約50％にもなります。これだけあると、手放したい人も非常に多いことが分かっていただけるでしょう。このような民有林の処分を解決することは、結果的に山林とセットである戸建の取得にも繋がっていくのです。問題を解決するわけですから、戸建を無料で取得することも十分に可能でしょう。戸建を無料取得することによって、賃貸弱者といわれる「生活保護、片親世帯、障碍者、出所者」などを救うことにもなり、オーナーは不労所得を得ることもできます。
個人が民有林を取得していっても、１人当たり１万町（10,000ha）ほどが限界になってくるかと思います。そのためにも、仲間を沢山増やし、全国の山林問題を解決していけたらと思います。
私の所有する山林には、不労所得を生むものも多く存在します。
例えば、2021年3月9日に放送されたガイアの夜明けでは、44,000円で購入した福島県猪苗代町の山林が年間10万円生み出している事例や、5万円で購入した新潟県柏崎市の山林でタケノコ狩りを実施し、固定資産税がかからない土地にもかかわらず、数十万円～数百万円を稼ぎ出しているとご紹介いただきました。普通は考えられないような話ですが、こちらも別物件の問題解決をしたからこそ取得が可能となりました。
本サロンでは、
・山林を保有していてその活用に困っている方
・山林投資をしたいけど、出口戦略が見えない方
・とにかく山が好きな方
・「山王」の山林投資の実態に興味のある方
などにおススメです。
私は、あくまでも山林活用を不動産投資の視点からしかみることができないため、林業に携わっている方々の参加も大歓迎ですし、山林について沢山教えていただきたいです。